至高の一把を生み出す陸林生工房内の風景です
蘇州二胡の正統制作大家陸林生が生み出す至高の響き

二胡堂では制作依頼をすると、畢さんから二胡に貼る皮を5~6枚メールにて送られてきます。まず初めにやることは皮選びです。これが一番大事なことですね、基本ここで二胡の良し悪しの大部分が決定してしまいます。
 国際二胡制琴大師・陸林生氏の手から生まれる二胡は、単なる楽器を超えた芸術品です。厳選された最高級の老料を用い、熟練の職人技で丹念に仕上げられたその音色は、深く、温かく、弾き込むほどに奏者の心に寄り添う豊かな響きへと育ちます。
 圧倒的な表現力と、指先に伝わる確かなレスポンス。陸林生工房の二胡は、独自の皮張り技術により、低音の厚みと高音の輝かしい抜けを両立させています。プロのステージを支える「五星級」から、長く愛用できる名品まで、巨匠のこだわりが詰まった最高峰の響きをご体感ください。
 中国無錫の聖地で磨かれた、巨匠・陸林生の技。世界中の愛好家から選ばれる理由は、一切の妥協を許さない素材選びと徹底した品質管理にあります。初めて手にしたその瞬間から、名匠の確かな技術が導く本物の「二胡の調べ」が始まります。

工房事務所にて林生二胡の継承者畢氏と
陸老と私が選んだ二胡の試奏をしてくれる張さんと
陸老のもとで30数年の職人さん
工房風景
工房風景
工房風景

【名匠の魂】
国際制琴大師陸林生は中国でも日本でも''大人気''

生い立ちと修業: 1930年代に蘇州で生まれ、14歳から二胡などの弦楽器製作の修行を始めました。
技術の確立: 60年以上にわたり、二胡の「皮張り(ニシキヘビの皮の処理)」技術の研究や、さまざま な木材の音響振動の探求に没頭しました。
名声の確立: 万其興(マン ジィシン)氏と並び称される巨匠であり、2010年には「国際二胡制琴大師」に選ばれました。
産地への貢献: 江蘇省無錫市の「梅村(メイツォン)」に自身の工房「林生二胡」を構え、この地を「中国二胡の故郷」へと発展させる立役者の一人となりました。
後継者: 現在、陸林生氏は故人(2022年時点の情報)となっており、その技術と工房は娘婿の畢(卒)春洪(ひ しゅんこう)氏に引き継がれています。

北京で開催された民族楽器展にて陸老と